【PR】“夏型結露”のリスクは壁の内外で抑え込む

“夏型結露”を防ぐ方法として有用な可変透湿・気密シート。「VCLスマート® 」は高温多湿な環境下でその能力をいかんなく発揮します。透湿防水遮熱シート「デュポン™ タイベック® シルバー」を併用すれば、夏の住まいは、より快適なものとなるでしょう。

木造住宅の断熱の定番といえば、高性能グラスウールの充填断熱。しかし、近年は夏の気温上昇で室外と室内の温度差が大きくなっており、“夏型結露”のリスクが高まっています。躯体は高温になるため、湿気の逃げ道がないと、内部結露が生じてしまいます。

こうしたリスクを避けられるのが可変透湿・気密シートです。冬は室内側から壁内に入ろうとする湿気を防ぎ、夏は壁内の湿気を室内に排出するというもの。その代表的な製品の1つだったのが「デュポン™ タイベック® スマート」(ポリエチレン不織布)。高温多湿な関東以西の地域で採用が広まっています。

 

可変透湿・気密シートのメカニズム。湿気が少ない場合は、コーティングされた特殊樹脂の分子どうしが均等に配置されるので、湿気が通る隙間がない。湿気が多い場合は、分子どうしが水分によって結合するので、湿気が通る隙間が生まれる

 

ただし、湿度80%以上の条件下では透湿抵抗値の低下が緩やかで、湿気をうまく室内側に排出できない課題がありました。それを解決したのが新製品「VCLスマート® 」(ポリプロピレン不織布)です[※]。特殊な樹脂を配合することで、湿度80%以上の条件下でも透湿抵抗値が効果的に低下するため、湿気が躯体内に滞留することなく室内側に排出されます。

 

「デュポン™ タイベック® スマート」と「VCLスマート®」の性能を比較したもの。いずれも湿度が60%を超えると透湿抵抗値が下がり、湿気を通しやすくなる。とりわけ「VCLスマート®」は湿度が80%を超えた環境で透湿抵抗値がより低下するので、湿気を躯体内に滞留させることなく、効率的に室内に排出できることが分かる

 

※ VCLとはVapor Control Layerの略。夏・冬の室外・室内の湿度をコントロールすることによって壁体内に存在する水蒸気を適切に排出する機能を有していることを表現する

 

加えて、従来品の「デュポン™ タイベック® スマート」が不透明であるのに対して、「VCLスマート® 」は半透明。シート裏面の状態を確認しながらシートを張り付けられます。軽量化にも成功。従来品に比べ約20%も軽くなっています。

 

 

 

従来品の「デュポン™ タイベック® スマート」は不透明だが、「VCLスマート®」は半透明

柱・間柱や窓枠などがはっきり見えるので、気密テープによる処理も行いやすい

 

さらに、透湿防水シートの代名詞「タイベック® ハウスラップ」も、夏を意識して全面的に刷新。2021年11月に廃版を発表し、遮熱効果の高いアルミニウムを蒸着した透湿防水遮熱シート「デュポン™ タイベック® シルバー」を標準品としました。夏は、アルミニウムが輻射熱を反射(赤外線反射率は約85%にも達する)。壁体内の温度上昇が抑制されるので、当然、“夏型結露”のリスクも小さいです。

 

「デュポン™ タイベック® シルバー」は高密度ポリエチレン不織布にアルミニウムを蒸着させ、さらにアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを繊維の1本1本に施した透湿防水遮熱シート。長期間使用しても遮熱性と防水性の劣化が少ない。遮熱効果で、壁体内(シート内側)の温度上昇を抑制し、「VCLスマート® 」と併用すれば“夏型結露”のリスクがさらに小さくなる

 

「VCLスマート®」と「デュポン™ タイベック® シルバー」が、“季節を問わず快適で高耐久な”家づくりを可能にします。

 

製品:VCLスマート®デュポン™ タイベック®シルバー

販売:旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ